結之介の中国語ノート

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連動文
次の3つの日本語をご確認ください。
1.「本屋に行って本を買う」 2.「本を買いに本屋に行く」 3.「本屋に本を買いに行く」
この3つの文はいずれも「本屋に行く→本を買う」という同じ一連の行動を表現しています。
日本語は語順を入れ替えても「て・に・を・は」よって文が形成できますが
中国語には「て・に・を・は」がないので、必ず動作が行われる順番に単語が並びます。
中国語では語順によって文が形成されているといっても過言ではありません。
さて、上の3つの文は中国語では
我去书店买书。 Wǒ qù shū iàn mǎi shū.
という一つの文になります。


便宜上、連動文の解説では下のように文成分を分けて解説します。
主語 動詞フレーズ1 動詞フレーズ2
動詞1 目的語1  動詞2 目的語2 
书店   书。
私は 本屋に行って 本を買う。

動詞フレーズ1が「本屋に行く」、動詞フレーズ2が「本を買う」。
これが、つながって「本屋に行って本を買う」となります。
こうして、動作が行われる順に連なっているので連動文と呼びます。


つまり、連動文は 主語+ 動詞フレーズ1 動詞フレーズ2 の語順になります。
動詞1 +目的語1  動詞2 目的語2 


連動文には動詞フレーズ1と動詞フレーズの2の関係上、
「目的の連動文」と「方法・手段の連動文」の2つの用法があります。
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